僕が考えるシーゲル流投資の本質。短絡的にタバコ株への投資は違うと思んだ。

本質

投資をしている皆さんは日々投資について本やブログを読んで勉強に励まれていると思います。

投資本の中でもおそらく一番有名と言ってもいいジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす〜』(通称:赤本)を読んで勉強された方も多いのではないでしょうか。

もちろん僕も読んでいます。今でも通用する素晴らしい本だと思います。

 

んで先日、シーゲル流投資をちょっと勘違いしている人が多いんじゃないの?って感じの記事を書きました。

ジェレミー・シーゲルの高配当戦略を考えるシーゲル流投資が高配当銘柄の配当再投資だと勘違いされている

シーゲル流投資といえば『タバコ銘柄』と思ってBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)・PM(フィリップ・モリス)・MO(アルトリア・グループ)へ投資し、ハイテク系などのグロース株はクソと思っている方も多いんじゃないかな、と思いますが、それはちょっと短絡的すぎるんじゃないかなぁと僕は思っています。

株式投資の未来を読み、かついろいろな情報をもとに、僕が考える『シーゲル流投資の本質』を記事にしてみました。まぁあくまでも個人的な解釈なんで、いろいろ意見はあると思いますが。

成長の罠

株式投資の未来の第一部で『成長の罠』について書かれていますが、この第3章『黄金銘柄を探して』でタバコ銘柄(PM)が上げられ、優位性を語られているので、『タバコ銘柄=優良銘柄』だと短絡的に思い込んでしまっているんだと思います。早漏boyは気をつけるんだぞ☆

成長の罠
成長が期待される銘柄は高いリターンをもたらすように思われるけど、投資家期待が高すぎて実際はそうでもないで。期待されていない割安の銘柄の方を配当再投資する方がリターン大きいで。的なことです。詳しくは株式投資の未来を。

 

さらにシーゲル先生は『成長=リターンにあらず』とも言っています。

この言葉をもって、ハイテク株などに代表されるグロース株はダメだ、いつか暴落すると思い込んでしまうわけです。早漏boyは落ち着くんだぞ☆

赤本に書かれている黄金銘柄

さて、株式投資の未来に記載されているリターン上位銘柄は以下のものです。

株式投資の未来リターン上位銘柄

引用:株式投資の未来

第1位にはPMが輝いていますね。「やっぱりタバコ銘柄やん」と思った方もいるでしょう。そう、タバコ銘柄なんです。

しかし、少し落ち着いて詳しく見てみましょう。

リターン上位銘柄の特徴は

先程のリターン上位銘柄は見たところだいたいなんとなく聞いたことのある企業ばかりですね。

表をぱっと見て特徴を上げてみると

  • EPS成長率が高い
  • 平均PERが高め
  • みんな配当がある

といったことがわかると思います。

 

「…ん、PERが高い?」って思いませんでしたか?そうなんです。シーゲル先生が上げているリターン上位銘柄は高PER気味なんです。もう一回上の画像を見てください。

PERといえば一般的にその株が割高か割安かの判断に使われる指標ですよね。

シーゲル流といえば誰も見向きもしない期待もされない低位株への配当再投資戦略だと思ってませんでしたか?

でもリターン上位銘柄はけっして誰からも期待されていない銘柄なんかではなくって、高PERなんでつまり皆から期待されて割高になっている銘柄なんです。

 

第一位にドヤ顔で輝いているPMは高成長でなおかつ低PERという例外的な銘柄でしかなく、シーゲル流の中でもあくまで例外なんですよ。

株式投資の未来でいわれている『成長の罠』においてはPMはどハマりするんですが、リターン上位銘柄というくくりでは例外的な銘柄になっちゃってるんですね。

リターン=成長

シーゲル先生は『株式投資の未来』の第一部第4章で『成長すなわちリターンにあらず』と言ってますが、『リターンはやっぱり成長』だと思ってます。だってリターン上位銘柄はEPS成長率が高くてPERも高いんだもん。

結局成長していく企業が高いリターンをもたらしてくれるんですよ。今後衰退していくことが予想される産業に投資はすべきではないですよ、常識的に考えて。

盲目的にタバコ銘柄へ投資する人もいると思いますが、もしも何も考えずに投資をしているならちょっと考えてみたほうがええんとちゃうかな。

 

ただ実際のところ未来はだれにもわからないので、今は喫煙者も減って衰退していくと思われるタバコ産業も、今後すっげー革新的な商品を開発してフェニックスのように息を吹き返し成長企業に返り咲く可能性もあるかもしれませんが、投資をするなら息を吹き返してからでも遅くないと思いますよ。

 

シーゲル流投資は成長が前提なのだ

決してシーゲル先生が言っていることを否定しているわけではないんです。

成長の罠だって「確かにそうだよなー」って思いますし、実際あまりにもPERが高い銘柄には投資すべきでないと思いますし。

ただ株式投資の未来のなかで例として上げられたタバコ銘柄をシーゲル流だと短絡的に考えて投資をすべきではないハズです。

シーゲル先生だって「衰退産業に投資せよ」なんて言ってないわけで、だって衰退しちゃったら元も子もないし。

シーゲル流投資はあくまでも『成長すること』が前提になっていることを忘れてはいけないと思います。当時はタバコ産業が期待されていなかったけども、それに反してEPS成長率が高かったわけです。

つまるところシーゲル流を『逆張り投資』と思っている人が多いですけど、おそらく逆で成長企業への『順張り投資』のハズです。『株式投資の未来』の副題にもなっている『永続する会社が本当の利益をもたらす』なんです。

理想は当時のPMのように『投資家期待は低いけど今後も安定して成長していくって銘柄』が一番やけど、そんな銘柄を発掘することはめちゃくちゃ難しいし、実際僕には無理だと思ってます。

そりゃ投資家から見向きもされず放ったらかしにされている銘柄が奇跡的に息を吹き返したらリターンがエグいと思いますが、それはギャンブルに近いですしね。

 

理想は不人気(でも成長)銘柄への投資ですが、なかなか難しいので現実は正直に今後成長していくと思われる優良企業に投資すべきだと思います。

それでも十分にリターンを得ることができるハズですから。

そうなってくると今の時代であれば、必需品となっているスマホやPC、クラウドなどのいわゆるハイテク系銘柄になると思うんですよね。当時とは時代が変わっていることを考慮すべきです。

 

あーそれならピッフィーさんがやっているソフトバンクGへの集中投資がもしかしたら理想に近いのかもしれない。今はwe workなどの問題で投資家から愛想つかされ気味ですが、これからも成長していくかもしれません。僕には判断できないのでソフトバンクGへ投資はしていませんが。(ピッフィーさんのブログを読んで一回買ったけど、ビビって損切りしちゃいました)

なんやかんや最終的にはバフェットのあの言葉ですよ

ほどほどの企業を素晴らしい価格で買うのではなく、素晴らしい企業をほどほどの価格で買うほうが良い

引用:ウォーレン・バフェット

 

今の所僕が頭の中で思っている株式投資の未来の本質はこんな感じです。個人的な考えなので間違っているところもあるかもしれやんけどね。本を読んだり、いろんな人のブログを読んだりした結論は僕の中ではこんな感じです。

あー金持ちになりてぇ。

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